韓国ブームで自分も韓国語が話せるようになりたい!
韓国語を勉強して将来韓国語を使った職業に就きたい!
そう思う高校生の方もいると思います。
高校の進路ガイダンスで高校生の方とお話をすると、韓国語を勉強したいとお話しされる高校生の方も多く、進路を決める1つの要因に韓国コスメや韓流アイドルの影響があるのかなと感じます。
今回は進路を考える高校生の方に向けて、韓国語を勉強するための進学先、選び方についてご紹介します。
目次
高校生が韓国語を学ぶための進路について
大学進学
大学では英語のほかに第二言語として、韓国語を勉強することができます。
一部の大学では国際関係の学部で韓国語専攻の学部や学科があることもありますが、あまり多くはありません。
大学で学ぶ韓国語は、「大学で第二外国語の単位が必要だから」という理由で選ぶ人が多く、
韓国語を専攻する場合でも学問的に勉強するため、就職活動や仕事に関連した内容が学べるとは限りません。
短大進学
短大では就職を見据えた授業を受けられるのが特徴で、大学と同じように教養や学問的な勉強ができる、また専門学校と同様の専門科目を学ぶこともできます。
韓国語が専攻できる短大は多くありませんが、韓国語が学べる+就職活動に強いカリキュラムが揃っていることから、韓国に関係する仕事がしたい、という方が進路として選びます。
専門学校
語学系の専門学校で韓国語を学ぶことはできますが、基本的に専門学校は資格の取得がゴールとなっているため、韓国語能力試験(TOPIK)などの合格を目指すことになるでしょう。
そのため、将来韓国語を活かした就職をしたいのであれば、
専門学校よりも大学や短大のほうが実現できる可能性が高いでしょう。
進路の選び方は卒業後どうしたいか
韓国語だけを活用した仕事は限定的
韓国語を勉強したから韓国語を活用した仕事に就職したい!と考える方もいると思いますが、
結論、韓国語が話せるという理由だけで就職に有利に働く、ということはありません。
韓国語が話せるから韓国企業に就職したい、と思っても韓国企業も韓国語が母国語の韓国人をまず採用したいと考えますし、韓国の航空会社などに就職をする場合もどちらかというと英語の会話能力のほうが求められるので、韓国語が話せる=有利になるということは必ずしも限りません。
英語も一緒に勉強するのが〇
先ほども触れましたが、韓国語と英語が話せる、使えるのであれば就職に有利に働きます。
エアライン業界や通訳など、語学が求められる仕事に就くこともできます。
なので、将来韓国に関わる仕事がしたい、そのために韓国語を勉強するのであれば、
英語もあわせて勉強するのがおすすめです。
韓国語を活用できる就職について
韓国語を活用できる仕事は次のような職種があります。
- ホテル業界
- 韓国アパレル・コスメ業界
- 航空業界
- 通訳
いずれも韓国の方と触れ合う機会がある職種ですが、
韓国語よりも英語のほうが就職に有利に働く場合があるので、
韓国語と英語、両方が勉強できる進路を選びましょう。
韓国語は将来役に立たない?
他の学科やコースの授業と合わせて受けるのが〇
韓国語が話せるだけでは必ずしも就職に有利に働かない、韓国語と英語両方を勉強したほうがいいというお話をしましたが、英語に限らず別の知識があると、韓国語が話せることで就職活動に有利に働きます。
埼玉女子短期大学ではホテルやブライダル、ファッションやメイクについての授業を受けることができます。
韓国語とメイクについて勉強して韓国コスメの美容部員として就職する、といったように、
韓国語+専門知識をあわせて持っていることで就職しやすいカリキュラムが揃っています。
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短大と専門学校どっちにするべき?
学問的な勉強を4年間するよりも、2年間だけ勉強して早く就職につなげたい!
ということであれば短大か専門学校が進路の選択肢になると思いますが、
- 短大:就職/就職後の活躍を見据えた自由度の高い授業
- 専門学校:資格取得を目標にした決まり切った授業
といった選び方ができます。
資格は取得しても活用できないと仕事はできません。
であれば就職後の活躍までを見越した短大への進学がおすすめです。
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埼玉女子短期大学の国際コミュニケーション学科は英語が必修科目になっており、
国際コミュニケーション学科韓国語コミュニケーションコースに入学すれば、
英語と韓国語両方勉強することができます。
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