埼玉女子短期大学(SAIJO)の他学科他コース履修制度は専門科目を限定することなく様々な専門科目を履修することが出来る制度です。
今回は埼玉女子短期大学の特徴でもある他学科他コース履修制度についてご紹介します。
目次
SAIJOのコース制について
埼玉女子短期大学(SAIJO)では入学時に所属するコースを決める必要があります。
所属コースの専門科目の授業を中心に履修することになりますが、埼玉女子短期大学には所属コース以外の学科、コースの授業を履修できる「他学科他コース履修制度」があります。
他学科他コース履修制度とは?
他学科他コース履修制度は所属しているコース以外の学科、コースの専門科目の授業を履修することができる制度です。
例えば医療事務コンピュータコースに所属していながら、同じ商学科の経営・マーケティングコースの授業を受けることが出来ますし、他学科の国際コミュニケーション学科のブライダル・コーディネートコースの授業を受けることが出来ます。
所属コース以外の専門科目を学ぶことが出来るので、将来の選択肢を広げることができるのが特徴です。
履修例
履修例①
- ビューティホスピタリティコースに所属:コスメの授業を受ける
+ - 韓国語コミュニケーションコース:韓国語の授業を受ける
↓ - 韓国コスメを取り扱う会社に就職
履修例②
- ファッション・トレンドコース:ファッション関係の授業を受ける
+ - ビューティホスピタリティコース:コスメについての授業を受ける
+ - ブライダル・コーディネートコース:ブライダルマーケティングについて学ぶ
↓ - ウェディングドレスコーディネーターに就職
このように他学科他コース履修制度で様々な専門科目を組み合わせることで、将来の就職先の選択肢を広げることができます。
他学科他コース履修制度のメリット
興味がある内容を自由に勉強できる
所属コースでは自分が所属しているコースの専門科目を多く勉強できるのはもちろん、もし所属コースの科目の勉強が合わなかった場合、専門学校のように学校を変える必要がありません。
埼玉女子短期大学は半年ごとに履修する授業を変更できるため、半年後に履修を変更すれば学びの路線変更ができます。
そのため、
- いろいろなことに興味があって勉強する科目を絞り切れない
- いろんな科目の授業を受けてみて将来進む進路を決めたい
という方におすすめです。
選択肢を増やすことができる
例えば、美容師になるために専門学校に行った場合は卒業後の進路は美容師以外選ぶことができません。
しかし埼玉女子短期大学であれば、医療事務になりたいと思って医療事務コンピュータコースに入学したけど、いろいろな授業を受けているうちにブライダルに興味をもち、ブライダルコーディネーターを目指すことにした、という感じで将来目指せる進路の選択肢を増やすことができます。
2年間の学生生活で計4回授業の履修を組む機会があるので、幅広い進路を目指すことができます。
選択肢を広げられるこの他学科他コース履修制度は学校が受ける授業を決める専門学校にはなく、
短大でもここまで幅広く履修できる学校は埼玉女子短期大学くらいです。
4年制大学では同じ学部内で他学科の授業を受けることができますが、学部を跨いで授業を受けることはできないことが多いので、履修できる専門科目の広さ、多さは埼玉女子短期大学の大きな特徴になっています。
他学科他コース履修制度のデメリット
受けたい授業が多すぎて履修管理が大変になる
他学科他コース履修制度は自由に興味のある授業を受けれる一方、あれもこれも受けられると授業を詰めすぎてしまうと授業の管理が大変になります。
短大生活は2年間で多くのことをやる必要があるので、授業を入れすぎて忙しくなり、就職活動の時間が無くなってしまうことも。
そのため、自分に無理のない範囲で興味がある授業を受けることが大切です。
まとめ
他学科他コース履修制度は
- 所属コースに関わらず受けたい授業を自由に受けることが出来る
- 将来の選択肢の幅が広がる
など、他の学校にはない大きなメリットがあります。
実際、埼玉女子短期大学を志望する学生の志望理由として、他学科他コース履修制度があることをあげている高校生の方も多いです。
- 専門分野を決めて専門学校に行って失敗したくない
- 大学の授業よりも就職したときに役立つ実践的な授業が受けたい
- 自分に合わないと思ったらすぐ路線変更がしたい
という気持ちを持っている方にとてもおすすめの制度になっていますので、気になった方は埼玉女子短期大学のオープンキャンパスでよりリアルな情報を聞いてみてはどうでしょうか?