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【タイパ重視なら】短大は遊べない?大学や専門学校よりも忙しい?【短大はおすすめ】

進学先に短大を考えているけど、

  • 短大は2年間しかないから忙しい

という意見を見たり聞いたことはないでしょうか?

 

今回は短大は本当に遊べない?大学や専門学校よりも忙しい?

といった疑問にお答えします。

結論:短大生活が忙しくなるかは本人次第

短大は授業の時間割を自分で組む履修制ですので、学校生活が忙しくなるかは自分がどのように履修を組むかで決まります。

短大は卒業に必要な単位数が取れれば忙しくするのも時間に余裕を持たせるのも自由自在だからです。

 

専門学校だと学校が時間割をすべて決めるため、選んだ分野によっては授業がギチギチに詰まっていて短大よりも忙しい学生生活になる可能性もあります。

 

また、大学だと4年間で履修数を考えるので意外と時間がある、余裕があると思って単位が全然取れないという油断が生まれることもありますが、短大は2年間で単位を取り切って就職まで決める必要があるのでいい意味で時間、期間がきっちりしているという意味では大学生よりも忙しい学生生活になるかと思います。

短大はスケジュール管理が苦手な人におすすめ

大学の就職活動はスケジュールをすべて決め、応募企業も自分で探す必要があります。

しかし短大の就職活動は学校が求人を紹介したり、就職活動の状況の把握、スケジュールの設定など手厚くサポートしてくれます。

 

名前だけでない優良な企業の求人を短大が独自に持っていることもあるなど、

就職に失敗したくない、スケジュールが得意じゃないという方は短大への進学がおすすめです。

短大生活が遊べない・忙しい理由

在学期間2年間で卒業と就職をする必要がある

短大は在学期間が2年間と大学の半分の期間で卒業に必要な単位を取得し、就職活動も並行して行う必要があるなど、限られた時間内でやらなければいけないことが多くあります。

 

そのため、短大は忙しいというイメージを持つ方がいますが、

大学は短大よりも2年間長く在籍する分卒業に必要な単位数が2倍になるため、

4年間あるからと言って大学生のほうが時間があるというわけではないことに注意が必要です。

 

Point
  • 短大:卒業に必要な単位数:62単位以上
  • 大学:卒業に必要な単位数:124単位以上

 

大学も学部学科によっては卒業論文、卒業研究でより多くの時間が取られることもあり、

短大よりも忙しい学生生活になることもありますので注意が必要です。

イベントやアルバイトも2年間で行う

授業や就職活動に加え、学校行事などのイベントやアルバイトも2年間で行う必要があります。

しかし先ほども触れたように大学も卒業単位が多い分、そのなかでイベントやアルバイトをする必要があるので、あまり大きな違いはないかと。

 

むしろ大学の場合、就職は決まったが卒業論文や卒業研究が終わらず卒業できなかったということもあるので、1~2年生は就活に向けて単位を多くとり、3~4年生は就活と卒業論文、卒業研究を並行するなど結果的に同時並行していて忙しいということにもなります。

 

短大の場合卒業論文、卒業研究は選択科目として履修した人は必要になりますが、履修してなければ取り組む必要がない場合が多いのでその分学生生活にゆとりができるでしょう。

土日など休みの日も学校に来ることが多い

短大はイベントが多く、資格の対策講座なども多く開催されいることから土日や夏休みといった長期休暇にも学校に来ることが多くあります。

一方で大学もサークル活動で土日が予定が埋まる、卒業研究で土日だけでなく研究室に泊まり込みといった授業以外で学校に多く来ることがありますし、専門学校も資格の取得が最優先とされるので対策講座で土日も授業や口座がぎっしり詰め込まれる、といった可能性もあります。

そのため、短大が2年間と在学期間が短いから忙しいということは必ずしも言えず、大学、短大、専門学校問わず学校生活の忙しさが在学期間に必ず比例するとは限らないことを覚えておきましょう。

それでも進路に短大を選ぶ理由とは

4年間も授業を受ける必要性を感じない

高校生の方の中には、進学する理由として

  • 高卒よりも就職が有利
  • 待遇が良くなる

といった理由で大学への進学を検討される方も多いのではないでしょうか。

一方で勉強はそんなに好きじゃない、1コマ90分の授業を4年間も受けるのは正直しんどい・・・

と心の中で思っている人も少なくないと思います。

 

大学は高校よりも学問的にしっかり勉強する場のため、勉強が好きじゃない人は

  • 4年間で卒業に必要な単位が取り切れない
  • 授業が好きじゃないからそもそも大学に行かなくなる
  • 学生なのにアルバイトばかりで社会人と変わらない時間働いている

といったことにもなりかねません。

 

であれば

  • 2年間と授業を受ける期間が短い
  • 勉強というよりは就職に必要な実務的な内容なので授業を受ける意味を強く感じる
  • 短い時間で高卒よりも有利な条件で就職ができる
  • 正社員くらいアルバイトするなら早く正社員になるほうがいい

といった理由で短大を選ぶ高校生も多くいます。

会社は学歴よりも入社歴なので早く就職したい

会社によっては応募条件に一定の学歴を求める会社もありますが、

基本的に会社は年齢や学校に通っていた年数よりも「入社歴」順で評価されます。

 

  • 同い年でも高卒で4年間働いた人が大卒の新入社員の上司になる
  • 短大卒でも大卒より2年早く働いてるので昇給や出世が早い
  • 短大と大卒で同時期に入社しても短大卒のほうが実務的なスキルをすでに持っている
  • 仕事に必要な資格を大卒は入社後に取るが短大卒はすでに持っている状態で入社

ということも多くあります。

 

そのため、早くお金をかせげるようになりたいのであれば必ずしも大学進学にこだわる必要もないのです。

アルバイトばかりの学生生活なら早く正社員になったほうが稼げる

先ほども触れましたが、大学に入ったのに大学にはあまり行かずアルバイトばかりしている学生も少なくありません。

そもそも勉強が好きというわけではないのに、

  • 就活に有利だから大学に行く
  • 高校卒業したら大学行く人がほとんどだからとりあえず入学した

という人も結構いると思います。

 

それこそ正社員と変わらない時間どころか、正社員よりも長く働いているアルバイトの学生もいたりしますが、であれば早く正社員になったほうが働く時間も短く給料も多くもらえる、ボーナスももらえるなどアルバイトよりも待遇が良くなります。

 

大卒でないと就職できない企業、職種に就職したいということであればまだしも、なんとなく有利ということであれば早く就職したほうがご自身に合う場合も多くありますので、進学時にアルバイト漬けの日々になりそうであれば早めの就職を考えてみるのもアリですよ。

まとめ:タイパを重視するなら短大への進学がおすすめ

短大の2年間を忙しいと思うのか、または2年間で卒業、就職までできるのでタイパが良いと感じるかは人によります。

しかし、短大のタイパの良さ、時間の自由度は短大の大きな魅力の1つでもあります。

短大は2年間しかないから忙しそう!進学先には考えない!と選択肢から外さずに、自分が進学して何をしたいのか、進学する理由は何なのかを考えたときに短大が当てはまりそうであれば、進学先の選択肢として見てみるのも良いと思います。