みなさんには将来、就きたい職業はありますか。
高校を卒業し、進学先に関わらずその先にあるのは「就職」です。
進学したあと、どのように就職活動が始まっていくのか不安、
中でも短期大学の就職活動の流れについてよくわからないという方も
いらっしゃるのではないでしょうか？
- ４大と比べて短大の就職は厳しいのではないか。
- 短大生はいつごろ内定をもらっているの？
- 短大を卒業した学生がどんな業界に就職しているのか気になる。
そんな方に今回は短大生のリアルな就職活動の流れや就職先についてご紹介します。
進学先に短期大学を考えている方は参考にしてみてくださいね。
目次
【短大の就職の実態】
大学と短大の就職率
短大は大学より希望する企業に就職できないのではないかと不安に思っている方もいると思います。
文部科学省によると、令和６年３月大学等卒業者の就職率は、
- 大学：９８．１％、
- 短期大学：９７．４％
となっています。
短大に進学した就職を希望している学生のほとんどが就職していることになり、
大学と短大で大きな差はないことがわかります。
短大に進学した際の就職活動におけるメリット・デメリット
短大に入ったことによって就職活動におけるメリットやデメリットはあるのでしょうか。
メリット
- 取得した資格、専門性を活かして就職活動ができる
- 就職活動が早いからこそ、企業側に学生時代の内容を鮮明に伝えることができる
- 早く社会で活躍できる
短大では専門的な知識を学ぶことができ、インターンシップ等で実務経験も行えることや就職に有利な資格を取得することが可能です。
就職だけではなく学んだ知識は社会で活用できる自分の武器となり、一生の財産となるでしょう。
また、２年間という短い期間の中で全員が就職を意識していることから、孤立しやすい就職活動も友人と協力し合いながら活動できますし、大学よりも学生数が多くないことで学校側のサポートが手厚いのも短大の特徴です。
埼玉女子短期大学ではキャリアサポートセンターが就職活動について全面的にサポートをしてくれます。
書類の添削や模擬面接はもちろん、埼玉女子短期大学の学生しか応募ができない独自の求人もあるので、大学や専門学校よりも就職活動に有利な環境が整っています。
デメリット
- ４大卒を採用条件にしている企業がある
- 学生生活と就職活動の両立で忙しい
求人によっては募集条件に4年制大学卒が含まれている場合があります。
この場合短期大学の学生は応募することが出来ません。
ただ、新卒時での応募が出来なくても、転職で応募することはできます。
短期大学はスキルが身につく大学なので、経験やスキルが重視される転職活動ではむしろ有利に働きます。
4年制大学卒が条件となっている企業にすべての学生が入れるわけではありませんので、
新卒ではなく少し長い目で見て短大から企業を目指すのも手段のひとつです。
そのため、大学や短期大学という枠で考えず、自主的に就職活動ができるのか、
学校からサポートしてもらって就職活動を進めるのかで進路を選ぶのも大切です。
短大生の就職活動の全体の流れ
短大生の就活はいつからはじまる？
本格的な就活のスタート時期は、2年生の3月から動き出すことが一般的です。
４月からは企業へのエントリーが開始し、エントリーシートの提出や面接などの選考を経て６月頃に内々定となります。
たとえば…
・ホテル業界は10月頃から説明会を実施するなど選考開始が他の業界・業種よりも早い
・公務員は選考の時期が目指す市区町村によって異なる
など、自分が志望する業界の選考の時期を確認しておくことも大切です。
秋採用を行っている企業もあるため、内定をもらったも自分が納得するまで就職活動を続ける学生もいます。
目指す業界や業種によって就職先が決まる時期は異なりますが、２年間の中で１年生の夏休みから2年の６月頃の内々定を目指して就職活動をするのが短大生の就職活動の基本的な流れになります。
近年、企業の早期選考が進んでいることから、短大生の中でも早い人は1年生の夏休みを利用して、学生のうちに企業の仕事体験できるインターンシップに参加し、１０月頃に選考に進んでいる学生もいます。
就職活動を成功させるために最も重要なことは、自己分析や企業研究です。
入りたい企業があり、そこで活躍したいと思っていても、選考で自分をアピールできなければ実現できません。
自分がどんな人物で、企業に入りたいという熱意をどれだけ伝えられるかは、どれだけ早く、正確に自己分析、企業研究に取り組めるかにかかっています。
そのため、自己分析や企業研究についてサポートしてくれる学校を進路として選ぶのがおすすめです。
埼玉女子短期大学には自己分析や企業研究を進めるにあたっての手厚いサポートがありますので、
安心して確実に就職活動を進めたい方におすすめの学校となっています。
短大生の就職先の傾向
短大生の就職先としては医療・福祉、教育・学習支援業、小売業が多い傾向があり、
専門的な知識が必要となる医療や教育（保育等）は短大ならではの就職先と言えます。
短大で学べる分野が医療・福祉、教育系が多いことも就職先の特徴です。
短大でどのような分野を学びたいか、自分が進学を希望する短大生はどのような企業に就職しているのか、入学前にしっかりと調べておくことで、自分の夢に近づける進学先選びが出来るでしょう。
参照：『調査結果の概要』｜文部科学省https://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2018/12/25/1407449_3.pdf
短大は専門分野の就職に強い進学先！
短期大学は2年間で学び就職をするのでスケジュール的に忙しいかもしれませんが、
大学や専門学校よりもサポートが手厚く就職活動を進めやすい学校でもあります。
就職活動は企業に内定をもらうことが目的ではありません。
社会人になると、自分が活躍できる場所を自分で見つけ、作っていく必要があります。
そのために学生のうちにそのためのスキル、経験を積むことが就職後の活躍につながります。
短期大学は自分が活躍できる場所を自分で見つけ、作っていくための基礎を身につけるためにおすすめの環境です。
中でも埼玉女子短期大学はマナーとホスピタリティや様々な専門科目を学べることから、就職に強い短期大学になっていますので、良い就職を叶えたい方は進学先の候補に加えてみてはどうでしょうか？
埼玉女子短期大学の就職率は99.6％（2025年4月卒業生実績）と大学、短期大学の平均よりも上回っており、この就職率は正社員での就職実績となっております。
残りの学生は国内外の大学に進学するなどしているため、ほとんどの学生が卒業時に進路が決まっています。